鳳凰戦も終わりましたね
長年この場所で戦うことを思い続けていた多井、瀬戸熊
再び連盟の頂点に立つ為にプロリーグに復帰した土田
3人が3人とも3連覇している王者阿部に
「現役タイトル」という手土産を持ち、挑んできた・・・
阿部は
「鳳凰戦は自分の家みたいなものなんだよね。
18回戦で長いから自分に合っているタイトル戦
戦術、戦略なんていらないし、まわり3人ではなく
自分との戦いだと思ってるよ。」と言っていた
4年連続で阿部の採譜をさせてもらったが
「いつまでも挑戦者」のように見えるのは
先に書いたとおり
「自分との戦い」と考えているからだろう。
毎年初日はAルール打荘数不足なのか
「ピントがずれている」ように感じていたが
今年は研究会に積極的に参加し
初日から阿部らしさが出ていた。
とにかく3日間を通し大崩れしないのはスゴイの一言
18回戦、南入りすると会場が卓を中心に
すごい熱を帯び始める・・・
これまでの17回戦は何の為にあったのか?
と思わせるくらいこの18回戦は濃い半荘になった
オーラス3本場
親の阿部は中盤からのイーシャンテンが中々入らず
1牌1牌祈りを込めてツモるが・・・
勝利の女神は土田に微笑んだ・・・
終局後の阿部の表情や仕種がとても印象的で忘れられない
3日間いや・・・4年間阿部を見てきた僕は当事者でもないのに
大勢のギャラリーがいる中で泣いてしまった・・・
来年もまたこの場所に阿部が連れてきてくれるハズだ。
そしてこの日
「鳳凰戦決勝」というキャンパスに
この4人によって描かれた
すばらしい絵を忘れることは無いだろう・・・
posted by おさむ at 17:14| 東京 ☁|
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